骨格タイプ別・50代に似合うパンツの選び方｜ナチュラル・ウェーブ・ストレート別スタイル提案

50代レディース向け｜骨格タイプ別に似合うパンツと着こなしのコツ

50代のファッションで大切なのは、“今の自分に合う心地よさ”。
年齢を重ねると、体の重心やラインの出方が少しずつ変わります。そんな変化を否定せず、自分の体を理解して寄り添うパンツを選ぶことが、上品で自然なスタイルづくりの近道になります。

骨格タイプとは、体のフレームや筋肉・脂肪のつき方、重心の位置などから見た体の傾向を大きく3つに分けた考え方。
ナチュラル・ウェーブ・ストレート、それぞれ得意とする素材や形が異なります。
「診断をするため」ではなく、「自分をよりきれいに見せるための目安」として取り入れるのがおすすめです。

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関節や骨格がしっかりしていて、体全体にフレーム感があるタイプ。やわらかいシルエットよりも、少し構築的な形がバランスよく映えます。

リラックス感のあるワイドパンツをさらりと。落ち感のある素材が骨格の印象をやわらげ、自然体の上品さを引き立てます。素材はリネン混やツイルなど、適度なハリのある生地を選ぶと◎。短めのトップスを合わせて重心を上げると、脚長効果も感じられます。

上半身が華奢で、腰まわりや太ももにボリュームが出やすいウェーブタイプ。しなやかさの中に少しハリのある素材を選ぶと、気になる部分をカバーしながらきれいなシルエットをキープできます。柔らかな曲線を引き立てつつ、脚のラインをすっきり見せてくれるのがポイントです。

ハリ感のあるセンタープレス入りのテーパードパンツに、ゆったりめの黒トップスを前だけイン。黒のローファーを合わせて、すっきりとした縦ラインを強調。程よいハリが脚のラインを拾わず、上品なメリハリをつくります。

体に厚みがあり、筋肉のハリを感じるストレートタイプ。重心のバランスが取りやすく、縦のラインを強調するパンツが最も映えます。ストレートやセミフレアなど、脚に沿ってまっすぐ落ちるシルエットが上品な印象を引き立てます。

センタープレス入りのセミフレアパンツで、脚のラインをなだらかに整えて。落ち感のある素材が縦方向のラインを強調し、全体をすっきり見せます。中肉素材を選べば体を拾わず、立体感のあるシルエットが続きます。ヒールやローファーを合わせると、上品で洗練された大人の印象に。

50代のパンツスタイルに正解はありません。
大切なのは、体の変化を受け入れながら“今の自分がきれいに見える形”を選ぶこと。骨格タイプはそのための小さな指針。自分に合う素材とラインを見つけることで、装いはぐっと上品に映ります。無理をせず、心地よく整う一本で、これからの毎日を軽やかに過ごしましょう。